募集職種

円滑なシステム運用のために現場の声をしっかり聴き、応えていきたい

システム事業部 導入保守課

佐藤 和博さんSatou Kazuhiro

2015年に入社し、導入保守課で西日本のリーダーを務める佐藤 和博さん。主に自社開発の電子カルテ『Aloe』を平成医療福祉グループのすべての病院へ導入を進めています。その仕事の詳細ややりがい、職場の特色や今後の展望などについて教えてもらいました。

『Aloe』導入に欠かせない、現場との密なコミュニケ―ション

現在、どのような仕事に携わっていますか。

私が所属する導入保守課には、「電子カルテ導入チーム」があり、私はここで、主に自社開発の電子カルテ『Aloe』を平成医療福祉グループのすべての病院へ導入していく業務を担当しています。

普段は徳島県の博愛記念病院に勤務しているのですが、グループには26もの病院があるので、導入にあたり、それぞれ現地へ赴いて仕事をすることが多いですね。

『Aloe』の導入作業について、くわしく教えてください。

平成医療福祉グループには診療部をはじめリハビリテーション部や薬剤部・検査部など複数の専門の部門があり、『Aloe』導入には、それらの各部門システムの導入も含められています。

『Aloe』導入の際には、どのように運用するのかを各部門の役職者やキーマンと共に検討する「ワーキング」を実施し、運用を含めたトータルで導入していきます。

システム事業部では、グループが目指す標準的な医療サービスを全病院で提供できるように、システムの面から具現化をしています。
基本的には「標準運用」が定められています。
ですが、現場の環境はそれぞれ異なるので、状況をきちんとヒアリングをした上で新しい運用で進められるように案内しています。

標準運用とはいえ、できるだけ各病院の特色に合わせた運用を進めているということでしょうか。

各病院の環境を考慮しながら、標準運用に近づけるように進めている感じです。よく現場から従来の運用を踏襲したいと言われることがあります。その場合、標準運用の詳細や背景を説明した上で、どうしても寄せられない場合には、標準に近い最適案を提案しています。

現場の人たちとの関わりが深そうですね。

はい。意向をくみ取ったり、情報の齟齬(そご)が生じないようにするために、現場との丁寧なやりとりは欠かせません。これをおろそかにすれば、システムを介した医療現場での仕事がスムーズに進まなくなり、最終的には患者さんへ影響が及んでしまいます。

対人能力が求められそうですが、前職で人に教えていた経験も生かされているのではないでしょうか。

そうかもしれませんね。前職では相談を受けたり、教える仕事がメインでしたから。
導入保守課も日々現場の人と関わる課なので、密なコミュニケーションを図ることは、この仕事における最も大事な部分だと思っています。

人と丁寧に関わり、仕事を進めていく楽しさ

仕事のやりがいについて教えてください。

私は『Aloe』に関連する部門システムは、ほとんど全部門を担当させてもらっており、現在は放射線部門全体を担当しています。そこの部門長の方とは、グループ全体のシステムにおける課題について話すこともあります。医療現場で求められていることを知るための貴重な機会なので、できるだけ会話する時間を増やすようにしています。

こんなふうに人を介して仕事が深まることは個人的に楽しく感じていますし、仕事のやりがいに通じていると思いますね。

システム事業部での働き方の特長を教えてください。

ある程度、自分のペースでやりたいことができることだと思います。
システム事業部は、それぞれの裁量で仕事を任せてくれる部分が大きいので、興味を持った分野に対して声を挙げれば、その担当者を任せられることもあります。一人ひとりが得意なことを発揮しやすい部署だと感じています。

私の場合は、特定の分野を深めるのではなく、さまざまな分野に積極的に関われたので、幅広い知識を身につけることができました。おかげで、各現場での仕事に生かせていると思います。。

これからの展望はありますか。

あと2年ほどで、グループの全病院において『Aloe』の導入が完了する予定です。その先では、おそらく新たな課題が生じてくると思われます。『Aloe』導入完了後の新しい改善策に、何かしらの形で関わっていけたらいいなと考えていますね。

Profile

システム事業部 導入保守課

佐藤 和博 (さとうかずひろ)

【出身】徳島県
【趣味】動画鑑賞
【好きな食べ物】すし

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