募集職種

システムを作った先に見据えるのは医療と福祉のあり方を変えていくこと

システム事業部長

千田 丈慈さんSenda Joji

2012年の入社以来システム事業部の部長を務めている千田丈慈さん。事業部の体制づくりからはじめ、電子カルテシステム『Aloe』を中心とした医療・福祉のシステム開発を進めてきました。
「プロダクトを売るだけ、言われたものを作るだけ、ではないんです」とシステム事業部の姿勢を説明するその言葉の背後に、仕事に対する熱い思いがうかがえました。

持続可能なシステムで、現場のスペシャリストを支えたい

事業部長に就任した頃のことから教えていただけますか?

もともと学校のシステム開発や広告の制作をしていて医療系のシステムは未経験でした。
でもその頃大病を経験して、命を救ってくれた医療に恩返しがしたいと思うようになったんです。
以前からシステム事業部のクライアントである平成医療福祉グループに、内部のシステムやWebを改善したいとお話をいただいていたという経緯があり、入社を決めました。それが2012年の5月のことです。
入って最初に取り掛かったのは、いろいろと変えていくために提案書を山ほど書くことでしたね。経営者に何か物申したい時は、提案書をあげると見てくれるということだったので大量に送ったんですよ。例えばオンライン会議のシステムなどもかつてはなかったんです。

電子カルテの『Aloe』をはじめ、システムを開発していくうえでどんなことを意識していますか?

一番大事なことは持続可能であることだと思っています。横に展開できて、触らなくても動き続けるのが理想ですね。
私が提案する時もそうですし、レビューする時もそれを念頭に置いています。
持続可能というのは、言い換えると全体最適ということ。グループには現在26の病院があるんですが、昔は個別最適だったんです。
この病院、この部署、この人にはベストだけど、隣の管轄には展開できないという状態の積み重ねになっていて。
病院数が少なければそれでも回るんですが、今の数ではそうもいきません。
となると全体最適な道は何か?と考えることが必要で、「これって導入の時はいいけど5年経ったらどうか?」といったことまで常に意識しています。
私たちが携わっている現場は、慢性期医療の分野でトップの病院や施設。
ですから、そこで使うシステムを効率化していくことで、より多くの方々に医療・福祉・介護のサービスを提供できることになる。
これから少子高齢化が進んでいくなかでも機能していける仕組みにしたいと考えています。

システム開発というと裏方のイメージがありますが、実際にシステムが使われる現場と近い距離感での仕事なんですね。

はい、現場には近いですが、裏方でないと思ったことはありません。
なぜなら私たちの作ったシステムを使っているのは、病院の患者さんや施設の利用者さんをケアするスペシャリストたちで、私たち自身は医療従事者ではないですから。
患者さんや利用者さんには指一本触れることはできません。
ただし現場のスペシャリストが職務に集中できるようにするための裏方なんですね。
プロダクトを売ったり、言われたものを作ったりではなく、今彼らが欲しいと思っていない、でも潜在的に欲しいはずであるものを提案していきたい。
スペシャリストがより仕事しやすいように積極的に発言していく、積極的に介入していく裏方である。そう思っています。

日本の医療・福祉を改善することが、より良い世界と未来へ繋がっていく

システム事業部を組織として運営する際にどんなことを心がけていますか?
また、システム事業部ならではの特長があれば教えて下さい。

自律的に問題を解決できる組織にしたいということですね。
仕事の範囲は自分で決めてよいと思っていて、提案できるのは上の人間だけ、みたいなこともないですし、どんなアイデアでも等しく評価するという土壌があります。
アイデアが良くなければ良くないと言いますが、面白いなら面白いでグループの経営者にプレゼンしに行こうと。経営者もその話を聞く時間を取ってくれる、というところは特長かなと思います。
ユニークな例ではトイレに杖を置く場所がない施設があるから設置しましょう、という提案をしたこともありました。
提案したのは電話などを管理するインフラチームのエンジニアで、杖もトイレも全然関係ないわけです。
でも施設に行った時に杖を置く場所ないのを見かけて、患者さんにとって不便だなと思ったから提案したんです。
それが良いアイディアであれば経営者も採用してくれます。

自分の業務領域以外のことも自由に発言できる文化があるんですね。
それでは一緒に働く人に求めるのはどんなことでしょう?

遠慮しないこと、線を引かないこと、でしょうか。
もちろんその人のスキルや状況によって提案できる内容は違ってくると思うのですが、「自分の提案なんてしないほうがいい」とか「自分は開発課だから運用に関する話はしないでおこう」などと思う必要は全くありません。
先ほどの杖の話のように、線引きせず発言してもらえたらと思います。

最後に、医療や福祉のシステムを開発するやりがいを聞かせてください。

これまで10年は医療への恩返しだったんですけれども、この先のやりがいはまだちょっと見つけてないんですよね(笑)。
見つけてはないのですが、今感じているのは、そうですね……、「医療を良くしようとしている平成医療福祉グループ」を良くしているという実感、です。
私たちが関わっているのは日本の慢性期医療や高齢者に向けた医療・福祉サービスのシステムで、この病院や施設のグループの業務を改善することは日本の医療を良くすることになりますし、少子高齢化社会を迎えるなかで日本だけじゃなく世界でも有効である可能性が高い。
つまり今目の前の仕事をやっていくことが世界を確実に良い方向に導くことに繋がっているんです。
それと娘が一人いまして、彼女の時代になってもいい世界が続いていくために仕事をしたいなと思っています。
世界を良くするにはいろいろな道があると思いますが、このグループのシステムに携わることによって、一つ実現できるというのはモチベーションになっていますね。

Profile

システム事業部 システム事業部長

千田 丈慈(せんだ じょうじ)

【出身】東京都中野区
【職種】システムエンジニア
【趣味】焚き火
【好きな食べ物】タン塩
【好きなミュージシャン】Fatboy Slim(ビッグビートに影響を受けた)

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書いた人

システム事業部

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