募集職種

やりがいは現場からの声
自由度の高い環境で電子カルテ開発に取り組む

システム事業部 開発課

三上 一敏さんMikami Kazutoshi

協力会社の常駐エンジニアとしてシステム事業部の開発に携わったのち、2020年に入社した三上 一敏さん。電子カルテシステム『Aloe』の開発を統括するリーダーとして、開発者目線から『Aloe』の特徴や、医療・福祉のシステムを作っていくやりがいを話してもらいました。

病院・施設運営にも貢献する電子カルテ『Aloe』の魅力

システム事業部に入った経緯から教えていただけますか?

はじめは入社する前から協力会社の常駐エンジニアとして一緒に働いていました。
その後システム事業部に対する窓口という立場になり、システムの仕様面や開発面も担当するようになりまして。事業部長である千田さんや取り引きさせていただいている平成医療福祉グループの代表とも直接コミュニケーションを取る機会も多くなっていったんですね。
常駐で3年ほど勤務したのですが、自分の知識を活かせていると感じられましたし、システム自体を「完成させたい」という思いもあって入社することを決めました。

現在はどのような仕事を担当されていますか?

電子カルテシステムである『Aloe』の統括をしています。
『Aloe』には要件定義、開発、性能改善、保守の4チームがあるのですが、要件定義や開発を行いながら、そのまとめ役も担当しています。

システム事業部の主軸となる『Aloe』のリーダーをされているんですね。
『Aloe』の特徴はどんなところにあるのでしょうか?

グループ病院での運用に特化している点ですね。
実際の現場の効率化を促す使い方ができるようになっているのが、汎用的なシステムとして開発された電子カルテとの違いだと思います。
事業部にはサポート課というセクションもあり、現場から上がってくる要望にも対応しやすいという柔軟性もありますね。
ただしグループの基本的な考え方として、病院ごとに使い方や運用を変えるということはしていないので、一つひとつの要望にそれぞれお応えするのではなく、グループ全体に波及させるべきかどうかという視点で判断するところも特徴です。

グループ全体で共通したシステムを使っているんですね。

病院や施設では所属が変わることがありますので、「今の病院ではこうやっていたのに、次の病院に行ったら違うやり方をしている」ということが起きないようになっているんです。

『Aloe』には「小さなAloe」、「大きなAloe」という考え方があるとお聞きしました。

「小さなAloe」は電子カルテの『Aloe』自体のことで、『Aloe』の周辺システムを含んだネットワークを「大きなAloe」と呼んでいます。
事業部内のWebチームが主に担当する「大きなAloe」は、『Aloe』のデータを集約したデータベースになっているんですね。
例えば現在のベッド使用率がどれぐらいで、この先どう変動していくかという予測なども出せるようになっていて、統計を見ることで病院や施設の運営に貢献できるようになっています。
「大きなAloe」と連動させてさまざまな活用法を構築しているところも『Aloe』ならではの機能ですね。

現場に喜んでもらうことが、自分の喜びになる

システム事業部は自由な開発環境があるそうですね?

はい、もちろん仕事なので大枠は決まっているんですが、その中で「こういう仕組みにしたほうがいいんじゃないか」、「こういうことをやれば、より効率的に進行させられるんじゃないか?」と自由に発言させてくれる体制がありますね。

開発する際の特徴はいかがでしょうか?

開発手法としてスクラム開発を取り入れていることです。
私は以前、ウォーターフォール開発でずっとやっていたこともあって、実は最初はなかなか慣れなかったのですが……(笑)。
でも数年間スクラムを経験してきて感じているメリットは、短いサイクルで計画・実行・振り返りをやることですね。

それでは大変だったことはあるでしょうか?

改善を進めてきた成果もあり、大きな障害は少なくなっているので大変ということはあまりないのですが、それでも病院でなんらかの障害が起きることはあります。
すぐに受注して解決する必要があるのでそんな時は急な対応が求められることもありますね。
また医療分野では法改正があったりするので、そのための書類を出す業務が発生するということもあります。

仕事を進めるうえで、リーダーとして大事にしていることはどんなことでしょう?

できているかはわからないんですが(笑)、要件チームに対しては、指示に関してできるだけ自分の考えを伝えて、チームとして動けるようにと考えています。
実は、まだ常駐として働いている時の話なんですが、私が交通事故にあってしばらく仕事に関われないことがあって。
その経験から自分の頭の中にあるものを伝えておくのが大切だなと思いました。
システム事業部には「仕事を属人化しない」という方針があるので、考えを共有するのは大事にしているところです。
開発チームにおいてはできるだけ正確にやりたいことを伝えるということですね。

システム事業部でのやりがいを教えてください。

今までなかった機能をリリースできて使ってもらえたっていう達成感です。提案を「いいね」と言ってもらえたり、便利になったと評価してもらえたりと成果が見えることがうれしいですね。
逆にどこかに改善点があると思えば、その根拠や理論を示すことで意見も聞いてもらえます。
使いやすさや便利さを上げていって、現場の方々にもっと喜んでもらえるようにしたいと思っています。

Profile

システム事業部 開発課

三上 一敏(みかみ かずとし)

【出身】東京都
【趣味】ゲーム
【好きな食べ物】焼き肉
【好きなミュージシャン】梶浦由記、SoundH、SoundHorizon

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