募集職種

誰もが行く末の医療福祉に貢献したい
ワークライフバランスを実践しながら

システム事業部 副部長

才賀 明さんSaiga Akira

2017年に入社後、システム事業部の副部長を務める才賀明さん。QCDの考え方で組織改革を中心に、制度やルールを構築されてきました。
医療福祉に貢献したい思い、ワークライフバランスで人生が豊かになった体験談、今度の展望を聞くことができました。

広大な伸びしろ

入社した動機を教えてもらえますか?

大きく2点です。
1つ目は小売・金融・人材業界で経験したことを活かすチャンスが多いと思ったからですね。

チャンスとは具体的にどういうことですか?

面接で事業部長や経営者から話を聞くと、これまで経験した業界に比べるとかなりアナログで、やれることがたくさんある、つまり伸びしろが高いと思ったからです。

2つ目は医療福祉への恩返しと先行投資でしょうか。
どの業界に転職するか迷っている時に思ったことは、人が誰でも生まれてから死ぬまで、何度も医療福祉にお世話になっているという点です。

個人差はありますが、確かにその通りですね。

そうなんですよ。
幸い、私はこれまで健康で入院したことはありませんが(笑)

それでも、風邪などの体調不良・ワクチン接種・健康診断などで年に数回は通院するし、年齢を重ねれば、入院や介護の可能性も上がっていきますよね。
つまり、誰にとっても「行く末」で、それならばその業界の発展に貢献できたらと思ったからです。
また、世界一の少子高齢化している日本において、まだまだやれることはたくさんあると思います。

実際に入社してみて、どうでしたか?

私が入社した2017年には、メディスが提供するITサービスに対して、人手不足という状況でした。
ただ、約5年経過した現在では、QCDのバランスも改善し、サービスレベルは向上したと思います。

もう少し詳しく教えてもらえますか?

はい。

まず私が着手したことは経営者に望むサービスレベルの確認を実施しました。
その結果は「普通に仕事ができるシステム環境にしてほしい」というものでした。
その背景には、システム障害で電子カルテが使えないことが、度々発生して業務を止めていたためです。

つぎにシステムの利用部門と提供部門の双方にアンケートとヒアリングを実施し、問題を整理していきました。
利用部門からは「発注したパソコンが1ヶ月経過しても納品されない」などの初歩的なクレームが多かったです。
一方の提供部門からは「役割が曖昧で給料は安く増えないし、優秀な人から退職していく」などの悲鳴が聞こえる状況でした。

これらの情報を改善提案に纏めて、経営者に上申し承認を得て、改革がスタートしました。

提案の概要は、現在のQCDバランスを提示し、Q品質とD納期を向上させるために、C費用であるITエンジニアのヒト、ITインフラのモノに投資しようというものです。
例えば、ヒトは全従業員数の0.7%まで採用し、職種毎に組織を細分化することで、専門性を発揮して品質と納期を向上させています。

エンジニアのための人事評価制度

その結果、現在ではどのような状況なんですか?

約5年経過した現在では、ヒトは約2.3倍(40名→93名)まで増加、組織は約5倍(2課6チーム→5課28チーム)に細分化して専門性を向上させた結果、サービスレベルが向上しています。

また、平行して人事評価制度・表彰制度・テレワーク制度・FA制度などを新設したり、給与テーブルをマーケットに合わせて改善するなど、報酬の適正化もやってきたので、優秀なエンジニアが長く働ける環境になってきていると思います。

色々と改革されましたが、とても忙しかったのでは?

実はこれまでの会社と比べて、働く時間は約半分になりましたよ(笑)
その理由は、もともとメディスにはワークライフバランスの文化が根付いており、ビジネスもプライベートも充実した結果、自分の生産性は以前より向上していると実感しています。
例えば、プロジェクト計画は残業を含めない。残業は無理している証拠で、無理は長く続かない。
もちろん、システム障害や計画の遅延等で残業することもありますが、直近1年間の平均残業時間は約9時間/月です。

また、私はこれまで仕事人間だと思っていましたが、現在では趣味も増えて、人生が豊かになったと思います。
例えば、サーフィンやサバゲーであちこちへ行くことが増えた結果、さまざまな業界の方々と交流も増えたので、とても楽しいですね。
本質的に人が好きなんだろうと思います(笑)

最後に、今後の展望を教えて下さい

ヒトはまだ基準に達していないので、エンジニアの採用を継続していきます。
また、これまで作ってきた制度をバージョンアップし、より質を追求していきたいと考えています。
例えば、人事評価制度では、これまでMBOでしたがOKRやジョブディスクリプションをトライアル中です。
それはエンジニアのために納得性と客観性の高い人事評価制度を構築・運用したいためです。

Profile

システム事業部 副部長

才賀 明 (さいが あきら)

【出身】東京都世田谷区
【趣味】サーフィン、サバゲー、ギター、散歩
【好きな食べ物】サラダチキン(梅しそ)
【好きなミュージシャン】中島みゆき

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