募集職種

「縁の下の力持ち」となり医療福祉現場をシステムで支える

システム事業部 導入保守課

堤 智子さんTsutsumi Tomoko

2018年の入社以来、介護施設においてシステム導入業務に従事する堤 智子さん。介護システムや自社開発の電子カルテ『Aloe』の導入に携わり、各施設の現場で働く職員と日々関わっているそうです。この仕事の面白さややりがいなどについて、教えてもらいました。

介護福祉職員と共に進める仕事は刺激に満ちている

メディスに入った経緯を教えてください

前職で、ある企業の情報システム部で働いていたのですが、転職を考えていた時期に、以前お世話になって、すでにメディスで働いていた才賀さん#1に相談してみたんです。そこで才賀さんがメディスを紹介してくれました。
仕事の内容を教えてもらうと、取引先である平成医療福祉グループは、病院・施設でのIT化の余地が大きいとわかり、興味を持ちました。医療福祉現場の各業務におけるシステム化に携わり、「医療従事者の仕事がより円滑になるよう役立ちたい」と思って入社を決めたんです。

#1Medis Media システム事業部 副部長/才賀 明さん

実際に働いてみてどうでしたか?

やる気を持って入社したものの、実は医療福祉の知識をほとんど持っていなかったので、最初は苦労しました。病院・施設の方とのやりとりのなかで専門用語が飛び交い、理解できずに困惑していたんです。なんとか勉強しながら進めていきましたが、メディスの同じチームの人たちが一つひとつ丁寧に教えてくれましたし、病院・施設の職員の方も親切にいろんなことを伝えてくれたので、少しずつ慣れていきました。

担当している仕事について教えてください

平成医療福祉グループには医療分野と介護福祉分野があるのですが、私の担当は介護福祉分野で、主に介護施設においてシステム導入を行うチームに所属し、リーダーを務めています。
現在は主に、リーダーとしてシステム導入プロジェクト遂行のためにタスクやスケジュール管理をしたり、病院・施設職員、ベンダーとの各種調整などがスムーズにおこなえるようチームメンバをサポートしたりしています。

システム導入について、くわしくお聞かせください

全国にある平成医療福祉グループの介護施設で、介護記録から請求業務までをワンストップで請け負うシステムを導入しています。導入業務はもちろんですが、その後の運用まで関わるのが、このチームの特徴です。現在、全介護施設で、運用に差が出ないよう「標準運用」を定めており、業務フローの統一を図っています。

業務フローの統一は、具体的にはどのように進めるのでしょうか

まず、施設の職員の方へ一律に「このフローで進めてください」とお願いしても、それがスムーズに進むことは難しいです。そこで、私たちが各施設の職員や介護福祉事業部のトップ陣と話し合いながら、施設ごとの業務フローにおける問題点を探り、解決に導くよう促して、統一化を進めています。

施設職員の方たちと深く関わる仕事ですね。難しい点が多いように思われますがいかがでしょうか

そうですね。システムに携わる施設の方たちの業務ルールやシフト決定にも関わるので、これまで存在していなかったスキームを構築するような部分には、難しさを感じています。ですが、この「業務フロー統一」のように、私が担当する仕事では、用意されたレールの上を走る業務が少ないので、個人的にはそれが刺激になり、仕事に飽きることがありませんね。やりがいも大きいと感じています。

医療福祉現場の仕事の効率化を進めるために、きめ細やかなサポートを続けたい

介護福祉分野のシステム導入作業以外にも、自社開発の電子カルテ『Aloe』を導入する業務にも携わっていると聞きました

はい。病院から介護施設へ訪問診療をする際に使用する、『Aloe』を導入する作業も行っています。作業内容としては、訪問先の介護施設でAloeを使えるように環境を整え、病院、施設へ業務フローを案内し、運用を決めています。
病院のAloe導入と同時の場合は、「電子カルテ導入チーム#2」とも連携しながら進めます。

#2 Medis Media 導入保守課/佐藤 和博さん

訪問診療時の『Aloe』導入について、医療現場にとってはどのような利点があるのでしょうか

まず訪問診療の仕組みを説明すると、平成医療福祉グループの場合、同じエリア内で同運営の病院と介護施設が連携しており、病院から介護施設へ訪問診療を行っています。介護施設に入居している方の状態によっては、連携先の病院へ入院するケースが発生するのですが、その場合『Aloe』を使えば訪問診療の記録がすべてわかるんです。情報がこれ一つに集約されていることで、病院職員の業務の負担が軽減され、スムーズに移行できるのが利点だと思いますね。

現場の職員とのコミュニケ―ションにおいて、気をつけていることはありますか

現場の方にとって、「新システムの導入」は、これまでのやり方を変えなければいけないことが多いので、一時的に負荷をかけることになります。その分、実際に運用が開始したら「これまでより便利になった」と感じていただきたいので、導入から運用後も、一貫して丁寧にやり取りすることを大切にしています。
実際に現場から、操作性の部分でも「ここが使いにくい」という声が挙がる場合も多いんです。そういったケースにも、こちらで対応できる内容であれば、すぐに解決へ導く姿勢を心がけています。
また、どの工程においても強制的な進め方をしないようにし、現場の方の話に耳を傾けながら、お互いが気持ちよく業務を進められる関係性を築くように努めています。

メディスに入ってよかったと思うことは何ですか

私はもともと人と接することが好きなので、このチームにいると、多職種の方と関われて良かったと実感しています。
また、現場職員の方たちとの仕事の関係性はその場限りではないので、じっくりとつきあっていける点もうれしいですね。業務フローなどで難点を抱えていた現場などで、改善した時に「ありがとう」と声をかけられると、素直にやりがいが感じられます。

仕事をするうえで大事にしていることを教えてください

私の仕事は、システムを介して医療・福祉現場を支えることです。この現場で働く人たちが、仕事をスムーズかつ安全に進められるように、黒子となってサポ―トする姿勢を大事にしています。みなさんの縁の下の力持ちになることを目指してがんばっていきたいですね。

Profile

システム事業部 導入保守課

堤 智子(つつみともこ)

【出身】奈良県
【趣味】音楽(聞く専門)、お菓子作り
【好きな食べ物】いちご、焼肉
【好きなミュージシャン】GLAY、Acid Black Cherry、福山雅治

人と仕事に向き合える仲間を探しています

自分と向き合い、人と人が補い合える環境を一緒に作っていける方を探しています。
募集要項をご確認のうえ、ぜひエントリーしてください!